独自燃調とは、新電力会社がそれぞれ独自に設定している「燃料費調整制度」のことです。
発電に必要な燃料(天然ガスや石炭など)は、世界の市場価格や為替の影響を受けて価格が変動します。
また、電力が取引される市場(卸売市場)の価格も電力コストに大きな影響を与えます。
このような燃料価格や電力市場のコスト変動に合わせて電気料金を調整する仕組みが「燃料費調整制度」です。
新電力各社では、燃料費調整の算出方法を自社の調達方式や方針に基づいて設定しているのが特徴です。
使うプランや契約する会社によって燃料費調整の計算方式や金額が変わるので、契約先を比較する際のポイントの一つになります。
新電力の多くはユニークな料金プランや独自の工夫を組み込んだサービスを用意していますので
電気料金の仕組みを理解した上で、電力会社を比較するとよりご自身のライフスタイルや価値観に合ったプランを選択しやすくなるでしょう。